ホットヨガを1年以上続けている、コウです。
日頃ヨガに取り組んでいて、ふと気になったことがありました。
ヨガといえば、様々なポーズを取ったり、激しく動いたりします。ただ、それとは反対に、瞑想することも少なくありません。
確かに、身体を動かしたり、可動域を広げたり、筋肉に負荷をかけた後に抜いてリラックスすることは欠かさず行っています。
身体を休めるだけなら、「やすらぎのポーズ」だけでよくて、瞑想はいらないのでは?そう思いますよね。 私は瞑想もポーズのただの1つだと思い、形だけ真似してました(笑)
ヨガと瞑想の調べてみると、そこには深い関係がありました。
ヨガのポーズで身体を動かすことはすべて、瞑想のために行っているのです。
驚きですよね。 この記事では、そんなヨガと瞑想の関係について 書籍から学んだことを紹介します。
参考にした書籍は、著 岡本直人の「ヨガの教えと瞑想」です。ヨガの古くからの教えを分かりやすく解説しており、現代社会で活用できるところまで落とし込んでくれている 素晴らしいノウハウ本にもなっています。
ヨガと瞑想に関する意外な事実を紹介します。 なお、概念的な部分はなるべく省略し、かいつまんで解説します。
原理をもっと詳しく知りたい!というアナタは是非、本を一読してみてはいかがでしょうか。
ヨガは、ポーズを取ることが目的ではない!?
「ヨガの目的は、ポーズを取ることではない!」 衝撃の事実ですね。
いやいや、そんなこと言われても、身体の健康のためにヨガのポーズを取ってるのだけど、、。そんな方も多いのではと思います。
もちろん、ヨガのポーズで得られるメリットは身体や精神かかわらずさまざまです。 ヨガをやる目的は各々持っていてしかるべきでしょう。
ただ、ヨガの教えのおおもとである経典『ヨーガ・スートラ』には、 ポーズに関する話は一切出てこないそう。
では、どんなことが書いてあるのかというと、 心や瞑想についてです。
元々のヨガの教えは、ポーズの種類や方法ではなく、心のあり方や瞑想の方法です。
つまり、ヨガの本質は瞑想にある、と考えてよいでしょう。
ヨガのポーズは深い瞑想に入るための身体づくり!?
ヨガのポーズは、元々のヨガの本質ではない。
「じゃあ、なんのためにポーズを取っているの!?」と思いますよね。
ヨガのポーズは、長く深い瞑想をするための身体づくりとして欠かせないもの、という位置づけなのです。
長い時間、あぐら座りで瞑想をするとなった場合に、足腰の柔軟性や 上体をまっすぐ支えるための筋力をつけておく必要があるのだとか。
ヨガのさまざまなポーズは そのために練習します。 日頃のレッスンでのポーズでは呼吸も重視するのですが、同じく瞑想でも呼吸は重要な要素です。 ヨガのポーズと瞑想のつながりが見えてきましたね。
なお、深い瞑想をするためには、ポーズ以外にも心の制御をすることが必要であり、本には その方法も詳しく載っていましたが、ここでは割愛します。
瞑想は ヨガのポーズとセットでなくてもいい!?
ヨガのポーズは、瞑想のためにある と言っても過言ではない ということが分かりました。
ここで一つ、疑問がわいてきます。「ヨガのポーズを取らないと、瞑想はできないの??」
その答えはNOでした。 必ずしもヨガのポーズを取らなくても、深い瞑想に入れるということです。
集中できることや、無心でできる動作によって瞑想と同じ効果が得られる効果があるとも考えられています。
その行動は、料理やスポーツ、掃除や歩行などがあげられます。
瞑想状態に入ると、悩みや不安から解放され、幸福感を得ることができるのだといいます。 日常の動きをやりながら、幸福感が感じられるならラッキーですよね。
まとめ
ヨガのポーズを取ることによって、ヨガの本質である深い瞑想に入ることができる ということでした。
そういう意味では密接な関係ですが、必ずしも一緒に行う必要もないと考えられていました。
ヨガのポーズ動作には、それだけで健康面や精神面のメリットは非常に大きいですし、瞑想をするためには ヨガのポーズを取る以外にも方法があります。
ヨガと瞑想の関係についてでしたが、肝心の「瞑想をして何が嬉しいのか」は書くことができずでしたね。 瞑想をすることでどんないいことがあるのか、ヨガの目指すところはどこなのか?
こちらについては、またの機会にまとめようと思います。
閲覧ありがとうございました。