2024年のGWに四国旅行した感想、後半です。
四国旅行に行ったことがない人向けとなっております!
前編はこちら【徳島、高知】
旅の概要はこちら
3日目 今治タオル美術館としまなみ海道、そして道後温泉(高知~愛媛)
あの今治タオルの秘密が分かる? 今治タオル美術館
カルストの近くの宿を7時過ぎには出発し、今治タオル美術館へ。
洋風の建物が急に表れるので、結構目立ってます。洋館にあこがれがある私は、外観だけでもテンション上がりました!
タオル美術館は、こんなところが見どころでした。
- フォトスポットがたくさんある
- 豊富なタオルのお土産
- ムーミン好きにはたまらない、ムーミンの常設展
- ハワイのキルトと呼ばれるさまざまな模様の布
そして、旅行当時には、ちいかわの展示をしていました!
内容は結構もりだくさんで、ちいかわの原画や大きいキャラクターのオブジェなど。ちいかわファン必見な内容です。
タオル美術館、行ったことない方は是非!
タオル美術館 – 愛媛県今治市 (towelmuseum.com)
フタをあけると鯛の香り 「伊豫水軍(いよすいぐん)」
しまなみ海道に行く前に、「伊豫水軍(いよすいぐん)」にて贅沢な鯛めしのランチです。
12時少し前に行くと、運よく、すぐテーブルへ案内してもらいました。ただ、少し経つと、店内はいっぱいになり、店の外に続々と待つ人がふえていきました。こちらも人気店です!
海寄りに店があることもあり、店内からは、しまなみ海道と瀬戸内海が見えます。ロケーションも素敵!
愛媛にきたらこれは外せない!!ということで、待望の鯛めしです。
たまらないです!!鯛めしの量は、さすがに少ないか、、と思っていましたが、器が思ったより深く、味もさることながら量も結構ありました。心もおなかも満たされ大満足です。
期待を込めてフタを開けたときの、ふわっとかおる鯛のいい香りに感動しつつ、いただきました。
まるで空を飛んでいる!? しまなみ海道サイクリング
鯛めしで幸せになったあとは、しまなみ海道で迫力ある景色を見ながらサイクリング!
とりあえず「SHIMANAMI」のフォトスポットを目的に行くと、そこはレンタサイクルの施設でもありました。
レンタサイクルのお店はこちら↓↓
今治市サイクリングターミナル サンライズ糸山 (sunrise-itoyama.jp)
晴れている日は、レンタサイクルは予約でいっぱいとのことでしたが、この日はあいにくの曇りでした。 なので、当日でも空きはたくさんありました。
今治から一番近い島「大島」をゴールとしました。7kmです。
高校時代は往復16kmの自転車通学をしていた私は、「こんなん余裕でしょ!」と謎のプライドにより電動ではないロードバイクにしました。
結論:往復14km(+島の坂)で死にかける。
橋に上るまでが結構な坂になっています。あと、橋もゆるやかな坂が続きます。いけなくはないけど結構きついです。体力に自信がなければ迷わず電動自転車にしましょう。(笑)
きつさを忘れてしまうくらい、走っている爽快感がすごい。結構なスピードを出して橋の上を漕ぎ、海や島の景色を上からみていると、まるで空をとんでいるような気分です。
それにしても、瀬戸内海は綺麗だなぁ、、と思いつつ、素敵なサイクリングタイムを楽しみました。
雰囲気よく活気ある温泉街「道後温泉」
愛媛といえば、日本三大温泉の一つである「道後温泉」ですね!!
道後温泉の近くまでくると、それまでの町の雰囲気からはガラッと雰囲気が変わります。歴史ある温泉街なので、大正ロマン風のイメージがありましたが、どちらかというと近代で、街全体が高級感ある雰囲気でした。
まずは、予約していた宿である「ホテル 山の手」にチェックイン。
フロントは、まるで英国にいるような雰囲気に圧倒されました。それなのにフロントは温泉のいい匂いがします。「一生ここに居てもいい、、」と思うほど居心地のよい空間でした。
[道後温泉] オールドイングランド 道後山の手ホテル【公式】|愛媛県松山市の湯めぐり・ひとり旅 (dogo-yamanote.com)
さて、部屋に荷物を置いたら散策です。温泉街はとても活気づいていました。商店街は食事、お土産、オレンジジュースのお店など、本当に数多いです。
こんなにお店が多く活気づいている温泉街、関東にはないんじゃない!?
夕食は、「瀬戸内料理 金兵衛」にて。
四国・道後 瀬戸内料理 金兵衛 (dogo-kinbei.com)
あまり期待しすぎず(失礼)入ったお店でしたが、それは大間違いでした。
どの料理もめっちゃおいしいし、リーズナブルです!!
とくに、愛媛のソウルフードとされる叉焼玉子丼は最高でした。見た目のシンプルさから想像できないおいしさで、10杯はいけると確信。
そして、ソフトドリンクのオレンジジュースのレベルの高さに感動しました。関東の居酒屋では絶対にここまでおいしいものは飲めません。さすが愛媛です。
いい店見つけました。また道後に行ったらこのお店でいただきたい!
食事のあとは、お楽しみの温泉へ!!
道後温泉には3つの公衆浴場があります。道後温泉本館と飛鳥乃湯には休憩室(有料)がありますが、2024年5月現在は道後温泉本館は保存工事中により休憩室は利用できませんでした。
以下、3つの公衆浴場の概要です。
道後温泉本館 | 入浴「霊の湯」 営業時間:6:30〜23:00(入館22:30まで) 料金:450円(大人 12歳~)、150円(小人2~11歳) 利用時間:1時間以内備考:工事中は「霊の湯」のみ利用可 ~2024/6/17保存工事、~7/11休憩室再開道後温泉本館 | 外湯紹介 | 【公式サイト】道後温泉 (dogo.jp) |
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道後温泉別館 飛鳥乃温泉 | 営業時間:6:00〜23:00(入館22:30まで) 料金:610円(大人 12歳~)、300円(小人2~11歳) 利用時間:90分以内備考:2階大広間、個室、家族風呂なども利用できます(有料、家族風呂は予約制)3つの温泉の中で、 飛鳥乃温泉のみ以下完備。
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道後温泉 椿の湯 | 営業時間:6:30〜23:00(入館22:30まで) 料金:450円(大人 12歳~)、150円(小人2~11歳) 利用時間:1時間以内備考:休憩室などは無し道後温泉 椿の湯 | 外湯紹介 | 【公式サイト】道後温泉 (dogo.jp) |
私は椿の湯に行きました!中は広々としており、21時でしたが人は少なく、ゆったりと入浴できました。
日本三大温泉の一つであり、最古の温泉とも言われているので、クセが強い温泉なのかな?というイメージがありましたが、全然そんなことはなかったです!
温泉と言われなかったら普通のお湯かと錯覚するくらい、無色透明、匂いもなく、入りやすい!
椿の湯のあとは、ホテルの内湯もしっかりと堪能しました。ホテル自体は英国風なのに、日本の象徴である温泉もしっかり楽しめるというギャップがたまらない、、、。
4日目 東洋のマチュピチュ、そして念願の香川うどん
最終日です。「今日帰るのか、、」という、寂しさを感じつつも、朝から道後温泉を散歩。ゆったりと駅前のカフェで食事し、商店街でお土産を買いました。
白鷺珈琲さん(道後 白鷺珈琲 – 四国愛媛県松山市 (shirasagicoffee.com))
そして、道後の温泉街を出る前に、道後温泉駅前の時計を見ることができました。お土産屋の店員さんから、あと10分で始まるから見てきておいで!と言われました。親切だなぁ。
時計の周りには、その仕掛けを見ようと人が多く集まっていました。
鳩が出てくるだけかな(笑)と思っていたらビックリ。左右からも人形が出てくるし、なんと時計塔が上に伸びていく仕掛けも。
せっかく道後に来たら見ておきたいですね!
東洋のマチュピチュ「マイントピア別子」「東平地区」
道後から空港への帰り際に寄ったのが、「マイントピア別子」「東平(とうなる)地区」です。
歴史や、昔の暮らし廃墟が好きな人におすすめな場所でした!!
マイントピア別子 |
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東平(とうなる)地区 |
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マイントピア別子
マイントピア別子では、鉱山観光へ。昔使われていた鉄道に乗って移動し、鉱山見学ができます。鉱山内は資料館のようになっており、かつての別子銅山についての展示を見ることができます。
別子銅山で 文字通り「命がけ」で仕事をしていた、昔の人たちのことがよく分かります。かつての日本の経済を支える、とても重要な仕事だったということも。
そんなことより鉱山見学、結構怖かったです(笑)
人を認識するセンサーで動く仕掛けがあり、これにビビりました。偶然にも他のお客さん全然おらず、、「お化け屋敷か?」と思うくらいの雰囲気でした。
東平地区
マイントピア別子のあとは、いざ東洋のマチュピチュへ。
マイントピアから距離的には遠くないですが、結構ハイレベルな道です。本格的な山道でカーブの連続で、対向車とすれ違うのも大変でした。
運転に自信のない人はバスで行くことをおすすめします。
険しい山の道を乗り越えると、急に景色がひらけます。そこが東平地区でした。あいにくの雨と霧でしたが、それはそれで幻想的なのでOK!
相当な山奥ですが、廃墟や建物が残っています。ここは、別子銅山で働く人とその家族が住む、れっきとした町だったのです。 ここに来たら、是非資料館にも寄ってみてください。この町の歴史の展示があります。
マイントピア別子東平ゾーン・東平歴史資料館 (tabi-mag.jp)
こんな秘境に、多いときは3,000人以上も住んでいたのだとか。栄えている文化や町も衰えていくんだ、、というはかなさを感じつつも、ここで暮らしていた昔の人々に思いをはせることができました。
大急ぎの香川うどん
東平地区で歴史を学んだあとは、いよいよ帰りの高松空港へ。
東平地区からの下山は、濃い霧につつまれて2m先しか見えない状態に。慎重に下山したことで、大幅に時間ロス、、、
予定が狂ってしまい、香川に到着したときには、まさかの飛行機離陸2時間前です。
けど帰る前に香川らしいことを体験したい!!そう思い、夜でも営業しているうどん屋を必死に調べました。すると、「手打ちうどん こころ」が営業されているではないか!ここしかない!
お店は昔ながらの雰囲気で、おじいさんおばあさんが2人でやられている店でした。ここでのおすすめは、「氷釜揚げうどん」です。
あつあつのうどんが、大量の氷に載せられた状態で出てきます。さらに、あったかいつゆと冷たいつゆを受け取り、、この時点では食べ方が分かりませんでしたが、おばあさんが丁寧に食べ方を教えてくれました
最初はあったかいつゆでいただき、次第にうどんが冷たくなってくると冷たいつゆで食べるとのこと。まさに一粒で二度おいしいじゃないですか!
うどん自体にもほんのりとゆずの味付けがしており、コシもあって最高でした。
まとめ
初めて行った四国。
自然、食事、アクティビティをバランスよく楽しむことができました。