旅行のときには気をつけたい、荷物の紛失。
そんなときに、荷物の位置がスマホから分かれば安心です。
この記事では、コスパの良いエアタグ「VOCOlinc Key Finder」の概要から設定まで紹介しています。エアタグで、貴重品や荷物の位置情報を把握しましょう!
紹介する商品の値段は2000円以下、設定は2,3分で終わります。
以下のようなトラブルが心配!!そんな時の対策にどうぞ。
- 高速バスや新幹線での荷物取り違え、取り忘れ
- 海外旅行でのロストバゲージ
- 貴重品の紛失
ロストバゲージとは
飛行機に乗る際に空港で預けた荷物が、目的地の空港に届かないことです。
発生確率は2023年時点で0.76%だそう。海外旅行では、このロストバゲージが怖いです。
取り扱いミスが起こった手荷物は乗客1,000人あたり7.6個で、ロストバゲージの発生確率は0.76%です。
エアタグ(Air Tag)とは
紛失や荷物の取り違い対策などで活躍するのが、エアタグ(Air Tag)です。
Apple社が開発した小型の追跡機、つまり発信機のようなものです。タグが自分の手元を離れても、その信号を端末で受信することで、位置が分かります。
Appleの機能「iPhoneを探す」を使用します。そのため、iOS(iPhoneなどのAppleデバイスに搭載のOS)でしか使用できません。
- Appleデバイスが検知範囲(数十メートル)に来ると、Bluetoothで通信
- タグ本体と通信したAppleデバイスより、位置情報が持ち主に送信される
エアタグ「Vocolinc Key Finder」
エアタグ概要・特徴
値段は1個で2000円程度です。
Amazonでタイムセールで、半額近くまで安くなっていることもあるので、要チェック!!
特徴
- タグに穴が開いており、キーホルダーにできる
- 電池はボタン電池で交換可能(中には交換できないタグもある)
- 商品にボタン電池が同梱されており、約半年持つ
エアタグとiPhoneとの接続 設定方法
設定方法は簡単で、2,3分で終わります!
①”ピー”という音が鳴るまでタグを押し、電源ON
以下のように1,2秒ほどタグを押すことで、電源がONします。
②iPhoneで、タグを登録する
iPhoneで以下のように設定します。
- ホーム画面から「探す」アプリ
- 「持ち物を探す」タブ >「持ち物を追加」
※「探す」アプリが見つからない場合は、「設定」>「プライバシーとセキュリティ」>「位置サービス」がONとなっていること、「探す」が許可されているかを確認してください。
- 持ち物の追加画面が出るので、「その他の対応している持ち物」
- 電源が入った状態のタグをiPhoneの近くに置くと、エアタグが検出されるので、「接続」
- 持ち物の名前を自由に設定し、「続ける」
- 絵文字を選択し、「続ける」
- iPhoneでログインしているAppleIDが表示されることを確認し、「同意」
- 完了画面が表示されるので、「終了」
これで、タグから離れても位置情報が分かります。
なお、登録されたタグの位置は以下のように示されます。
- 地図上にアイコン
- タグが検出された住所
- 更新時間
- タグから自分の位置までの距離
結構便利!音を鳴らす機能
ちなみに、自分から10m程度の範囲にいれば、音を鳴らすこともできます。
部屋の中にあるのは分かってるけど見つからない、、そんなときに便利です。
- 登録されたエアタグを開く > 「サウンドを再生」
このタグは3秒長押しで電源がOFFします。
そのためキャリーケースの中やバッグの中に入れる場合は、荷物に圧迫されてボタンが勝手に押されないよう、ケースにしまっておくことをおすすめします。
※筆者の場合は包装箱にしまい、スーツケースの小さいポケットに入れておきました。
選んだ理由・使用してみた感想
このタグは、やはり安さで選びました!
こちらの記事も参考にさせてもらいましたが、海外旅行で使う(キャリーケースに入れる)分には、どれも重要な差ではないように思いました。
安いので少し不安でしたが、機能としてはまったく問題ありませんでした。9日間のヨーロッパ旅行、乗り換えだらけの飛行機旅(フライトは計10回)で活躍しました。
毎回、着陸時にまずスマホを開き、タグが同じ空港にいることを確認しました!これがないと、荷物が手元にくるまでずっと不安です…。
タグがあるだけで、万が一目的地と異なる場所へ行っても、完全に失うこと避けられるという安心がありますよね。
ただし、位置情報が更新されるまでに若干のタイムラグがあるので注意。エアタグの機能上、検出範囲(「Vocolinc Key Finder」であれば60m)にAppleのデバイスがないと位置情報が更新されません。
そのため、荷物を機内から空港へ運び込むまでは、デバイスが近くにないため位置情報は更新されないです。
まとめ
旅行のときに持っていくと安心な、「Vocolinc Key Finder」エアタグの概要と使い方を紹介しました。
価格は比較的安価のため、きちんと使用できるか不安でしたが、個人的には全く問題ありませんでした。
旅行にトラブルはつきもの。海外だとなおさらです。ぜひ、エアタグを持っていきましょう!