海外旅行や国内旅行にともなう、飛行機の予約。
航空券の価格は一定ではなく、さまざまな要因で常に変化するものです。
どうせ同じ飛行機なら、千円でも安く手に入れられたら嬉しいですよね。そしてて浮いた分は、旅行先で楽しむために使いましょう!
ただ、安く買うためには、コツが必要! 具体的には、 航空券の価格変化の おおよその傾向を知る必要があります。
実際のフライト(日本の羽田発 韓国のソウル着)の価格の変動から、その傾向を見てみます。
- 航空券の価格はフライトの2~3か月前に最も安くなり、その後は徐々に高くなる傾向
- 1か月~フライト直近も、唐突に安い価格が復活することもある
- 余裕を持って、該当するフライトの3か月以上前から価格を調べておきたい!
※すべての航空券に当てはまるとは限りません。
ちょっと知っているだけで、何千円もお得になるコツがあるなら、使わない手はないですよね!
航空券の価格変動とは?

一般的に 航空券の運賃はどれも例外なく変動します。以下、JALの公式サイトより。
JAL Webサイトにて販売されている航空券の運賃が変わるタイミングに一定のルールはなく、運賃は予約時の空席状況によって変動します。
空席状況は刻々と変動するため、予約タイミングにより運賃が異なる場合があり、必ずしも早く予約したほうが安く購入できるとは限りません。
「 必ずしも早く予約したほうが安く購入できるとは限りません。」とあります。
つまり、購入した後に価格が安くなる可能性もありますよ、ということですね。
筆者は 航空券の価格は早ければ早いほどやすい といったイメージを持っていたので、これは意外でした。
ではフライトの当日まで株価や為替のように、価格がフクザツに上下し続けけ、全く規則性がないのかというと、そうでもありません。
細かいブレはあるものの、ある程度の傾向はありそうです。
価格変動によるタイミングを知るのも重要ですが、航空券を安く手に入る別の要因も合わせてチェックしましょう!
航空券の価格変動をモニタしてみた
実際に、航空券の価格変動が気になったので、追ってみました。
航空券予約サイトの「Trip.com」で、「価格アラート」という機能を使い、価格を調べています。
【Trip.comとは】
航空券をはじめとして、ホテルやレンタカー、アクティビティの総合予約サイト。スマホアプリでの予約管理が便利です。
【価格アラートとは】
ちなみに、この機能は 購入可能な中で最安の航空券が設定値を下回ると通知してくれる、というものです。
かならず最も安い航空券が条件に合うとは限りませんが、他の航空券も同じタイミングで安くなっている可能性は高いため 価格変動の傾向をつかむにはちょうどよいでしょう。
日本(羽田)~韓国(ソウル)の場合
日本の羽田から、韓国のソウルへの航空券の価格変動を調べてみました。
2025年5月18日の羽田発のフライトを、3か月前である2月10日から価格モニタした結果です。
追跡した航空券の価格変動の特徴
- ちょうど3か月前くらいが安さのピーク
→3か月以上前だと、逆に高価なことも - 3か月程前から、徐々に高くなっていく
- フライトに近くなっても、一時的に安くなることもある(この場合、すぐにまた元の価格に戻る)
グラフがこちら。 価格の変動が、タイミングによって
厳密には 最安値の航空券の価格を示しており、同じフライトとは限らないので注意です!
また、横軸が等間隔ではないです!
2/20から次の3/27まで間が空いてしまっていますが、この間は徐々に値段が高くなっていたと思います。(価格アラートが音沙汰なく、、)
そして、やはり1か月前になると、高価になってきます。
ときどき、5/1のように、 一気に5000円近く安くなったりもしましたが、これは、満席だった格安航空にキャンセルが出て、空席が出たものだと思われます。
その証拠に、安くなっても、1日以内には空いた席が埋まってしまい、元の価格に戻っていました。
厳密な価格は残っていませんが、他のフライトを5つ程度調べた場合も、同様の傾向がありました。
よって フライトの3か月前くらいが、航空券をお得に買える可能性が高いと思います。
このパターンが確実というわけではないので、一つの目安にしていただければ幸いです。
※他にも、フライトの価格データが取れたら追記します。
まずは気になるフライトを検索してみましょう!!
予約の方法はコチラ!
まとめ
航空券の価格変動について、実際の価格の変化を例にしながら、どういった傾向があるのかを紹介しました。
フライトの「3か月前」をひとつの基準にして、許容範囲の価格だったら、迷わずに航空券を購入しましょう!
少しでもお得に旅行できますよう。
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